そろそろ花粉の症状に悩まされ始めた方も増えてきたのではないでしょうか。
鼻水やくしゃみ、目のかゆみだけじゃなく、これら不快な症状によるストレスも軽くしたいものですね。
そんな時に頼りになるのが、植物の花や葉から抽出された精油。
自然の力を使用して、身体を整え、花粉症の症状を和らげてみましょう。
また、具体的な精油の選び方や使い方についてもご紹介します。
精油の身体への働きかけについて
なぜ精油が花粉症対策になるのか
植物の芳香成分が脳に影響を与えるからです。
精油は、植物の花や葉から得られる精油の芳香成分を使って心身の健康を促進します。
これらの芳香成分は、鼻から吸収されることで電気信号に変換され、脳の重要な部位である大脳辺縁系、視床下部、下垂体に影響を与えます。
特に視床下部は自律神経やホルモンの調整を担当しており、精油の香りがこの部位に働きかけてくれるのです。
なぜ花粉症の症状が出るのか？
花粉症は、花粉や他のアレルゲンに対する過敏性反応によって引き起こされるアレルギー疾患です。
花粉が体内に入ると、免疫系が反応し、ヒスタミンなどの化学物質が放出されます。
この化学物質の放出により、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどの典型的な花粉症の症状が引き起こされます。
花粉症対策に効果的な精油3つご紹介
花粉症の症状を和らげたり、予防するためにおすすめの精油を3つ紹介します。
ペパーミント
鼻づまりや頭痛に効果的。リフレッシュ効果をもたらし、花粉症の不快な鼻詰まりなどの症状にアプローチし、苦しさを和らげてくれます。
ティートリー
抗ウィルス、抗炎症、抗菌作用があり、鼻水や喉の痛みに効果的です。
花粉症の季節には特に頼りになる精油です。
ラベンダー
穏やかでリラックス効果があるラベンダー精油は、花粉症のストレスやイライラを和らげるのに適しています。
また、抗アレルギー作用も期待できます。
症状別おすすめの精油と効果的な使い方
さまざまな精油の効果を活用して、花粉症対策に取り組んでみましょう。
鼻の不快感
ペパーミントの精油を使用してみましょう。
フレッシュで爽やかな香りが特徴で、鼻づまりや眠気の緩和に効果的です。
また、クールダウンして爽快感をもたらす作用もあります。
効果的な使い方
ハンカチやマスクに1滴たらして吸引する。
頭痛
ラベンダーの精油を使用してみましょう。
やや甘めなハーブとフローラルの香りが特徴で、リラックス効果や炎症抑制効果が期待できます。
効果的な使い方
ハンカチやマスクに1滴たらして吸引する。
集中力低下
ティーツリーの精油を使用してみましょう。
精油の中でも独特の香りが少なく、優しい香りが特徴です。
鼻や喉の炎症を鎮める効果や免疫力を高める作用があります。
また、集中力を高め、ストレスや緊張を鎮める効果も期待できます。
効果的な使い方
マグカップにお湯を張り、精油を3滴たらして蒸気を吸入する。
まとめ
これらの精油を効果的に活用して、自然の力で花粉症の症状を軽減しましょう。
快適な日々を過ごすために、ぜひ試してみてください。