こんにちは。
店長の平田です。
アロマディフューザー「リュクス」の保証期間は、商品のお受取りから2年間です。
一般的な家電製品は1年ですね。
なぜリュクスの保証期間が1年ではなく2年なのか。
それは品質に自信があるのはもちろんなのですが、
根拠がちゃんとあります。
今日はその部分をご説明させていただきます。
品質に自信を持つ根拠「エージング試験」の結果
エージング試験を行い、耐久性を確認済みだから、です。
エージング試験とは?
エージング試験(経年変化試験)は、電気機器、電子部品・半導体に、適当な温度下で一定の電流を長時間かけることによる耐熱性及び耐久性を評価します。(試験・分析.comより)
つまり商品の耐久性を測る試験です。
エージングとは英語でaging。
日本語で「老化」という意味です。
「年齢、老いる」などを意味するageの動名詞、ですね。
リュクスの試験環境
次のような環境下で試験を行っています。
- 温度:25度プラスマイナス5度
- 噴霧パターン:120S(最大)
- 回数:300回以上
リュクスの試験内容
量産した内の200台を使用し、次の方法で試験を行いました。
※試験用に製造したものではありません。
- リュクスをフル充電する
- 電源を入れる
- 最大タイマーの6時間で電源オフ後、再度電源を入れる
- 充電が無くなるまで3を繰り返す
1~4を1回とし、これを300回繰り返しました。
試験期間は7カ月間でした。
▼試験中の様子
試験結果
200台全て、電池容量は80%以上を維持しました。
さらに試験を続け、383回目の試験後、電池容量は80%を切りました。
「電池容量が80%以上」が意味する事
一般的に、充電回数300回で約7~8割、500回で約5~7割程度まで充電の最大容量が減少します。(スマホスピタル by日本PCサービス)
リュクスのエージング試験の結果は
少なくとも同水準もしくは上回っている、と言えます。
結局リュクスはどれぐらい持つのか?
一日の使用時間ごとに2パターン計算してみましょう。
リュクスはフル充電後にコードレスで使用できる時間は
最低でも約20時間(噴霧パターン120Sの場合)です。
一日に2時間、毎日使用する場合
コードレスで使用できる日数:最大20時間 ÷ 2時間 = 10日
300回充電するまでの期間:10日 × 300回 = 3000日 = 8.22年(3000日÷365)
一日に6時間、毎日使用する場合
コードレスで使用できる日数:最大20時間 ÷ 6時間 = 3.33日
300回充電するまでの期間:3.33日 × 300回 = 999日 = 2.74年(999日÷365)
補足
この結果は【最大の噴霧パターン】によるもの。
弱(30S)や中(60S)だとコードレスで使用できる時間は増えるため、
もっと長期間、使用できることになります。
まとめ
リュクス内部のリチウムイオン電池の耐久性を実証したことで、
自信を持って保証期間を2年とさせていただいております。
アロマディフューザー「リュクス」は中国の工場で製造していますが、
商品企画や品質管理のコントロールは私たち日本企業が行っています。
中国企業との取引実績が豊富な日本人スタッフと提携し、
工場スタッフとも密にコミュニケーションをとり、
今後も品質向上やコスト削減に取り組んでまいります。
リュクスを長くご愛用いただくためのお願い
今回はリュクスが壊れにくい要因の一つである「リチウムイオン電池の耐久性」に関するご報告でした。
しかし、リュクスが使用できなくなる原因はリチウムイオン電池の劣化だけではありません。
電子機器ですから、落下や転倒などの衝撃で壊れることもあります。
ご使用のオイルの影響も受けます。
詳しくは【取扱説明書】アロマディフューザー「リュクス」で快適に香りを楽しむためで紹介していますので、
よろしければぜひご一読くださいね。